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ハノーファー


僕の数少ない仲良しが、ハノーファーに引っ越すことになった。 毎週バーベキューを楽しんでいたのに非常に残念。 当初、彼は、あるチームに行きたい、といっていたので、今回いきなりハノーファーになったと聞いたときは、ちょっとショックだった。 あるチームであれば、引き続き毎週バーベキューだったのに。 なにはともあれ、部屋探しの手伝いに、ハノーファーに行ってみた。 私は、ドイツに19年程度住んでいることになるが、実は、ハノーファーはいまだに一度も訪問したことはない。 この街は、CEBITという世界的に大きな見本市が開催されるということ以外の情報はない。 正直、全く魅力を感じない街として、生涯伺うことはないだろうと思っていた。 知り合いも、ベルリン、デュッセルドルフと生活をしていたから、日本食の数の少ないハノーファーに決まり、二人して、つまらん街にきまってしまったなぁ。と嘆いた。 実際にハノーファーに入ってみた。 到着したのは夜、ちょっと郊外のためホテル界隈は何もない。やっぱり寂しい街だな。 夜10時以降、当たり前だが、どこもラストオーダーが終わり、食事がまだできる店を探すのが大変だった。 翌日、午前中知り合いはチーム練習があるとのことで、中心街方面にあるスタジアムに向かってみる。 むむむ。。なんか街、綺麗じゃん。 寂れた中心街を想像していたものだから、ちょっと驚き。商店街もたくさんあり、活気がある。 しかもよくよく見ると街全体が清潔感がある。 フランクフルト、デュッセルドルフ特有の駅前シャブシャブ天国のような怪しい感がない。 スタジアムも中心街から非常に近く、それでいてたくさんの緑。 そして中心街を近くにして信じられないくらいの大きさの湖。ヨットとかもでているし。ちょっとしたバケーション気分じゃん。 心配していた料理も、日本食自体は、少ないが、数多くの美味しいレストランがある。 おそらく、この街の平均所得がある程度高いから、美食の人が多いのだろうな。 たくさんの公園、ヒストリックな建物の並ぶエリア、たくさんの湖。180度この街に対する考えが変わりました。 心の中で馬鹿にしちゃってゴメンね、ハノーファー。とつぶやいた。

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