奥義料理
少々遅くなったが、ハノーファーの友達と新年会を開催した。
相変わらず男料理で気兼ねなくというやつ。
今回の岡田メニューは、水炊きゴマ鍋、和風サーモンタルタル、カプレーゼ、スズキのアルミ蒸し、そして奥義料理。
本当は、牛タン、成熟豚のBBQもと思ったけど、ちょっとto muchだったので、次の日に第二新年会を実施するということになった。
基本、友達には、BBQのやり方や、以前はハンバーグの作り方を教えたけど、それ以外は、料理をしないに等しい。
彼的には、チームのメンバーなどを招待してパーティーを開くために何か料理を覚えたいとのこと、
やっぱりここは、料理人の僕が、彼に男をあげる料理を覚えるしかないでしょう。
ということで、奥義料理を用意した。
奥義料理とは、ローストビーフ。
ローストビーフの作り方を知らない人は、“え、こんなすごい料理できるなんてすごい!“
と思ってしまうはず。実際の作り方は、簡単、簡単すぎて料理と呼んでいいのだろうか。と思うくらい。
簡単に言うと、
1. 塩すりこんで常温2時間、
2.表面軽く焼く
3.ラップとアルミで巻く
4.5分煮る、火から鍋をはずし30分放っておく
5.鍋から肉を取り出し冷めるまで放っておく。
これだけで奇跡的な美味しい肉料理ができる。
そして周りからは尊敬の眼差しを向けてもらえるのだ。
この料理を覚えれば、もう子供からは、お父さんは臭いからあっちいって、などといわせない。
世のお父さんども、ローストビーフで失いかけた威厳を取り戻すのだ!