フランクフルトの屋内市場、Kleinmarkthalle
生活に欠かせない日々の買い物。
毎日スーパーやコンビニに行かれるかたも多いかと思います。
ドイツでの買い物、土日祝日は衣食系の店舗はすべてお休みです。
日本では当たり前にあるコンビニですが、残念ながらドイツにはありません。ガソリンスタンドの売店は土日も開いていますが、日本のコンビニの素晴らしさを知っていると物足りなく感じてしまいます。
また、食材にも日独の違いは色々あります。
まずは肉類。
ドイツでは日本のような刺しの入った肉は好まれず、赤身が基本です。バラ肉の細切れはなぜか肉専門店で頼んでも買えませんでした。
そして個人的に感じる、肉類最大の相違点。
ドイツのスーパーでは「薄切り肉」の取り扱いがないんです。
牛丼も生姜焼きもブロック肉じゃ作れないですから、スーパーの買い物だけだと日本食を作るにもハードルがずいぶん上がります。
さらに日本人に欠かせない魚や魚介類。
・・・ですが、スーパーの鮮魚コーナーはもちろん日独で大きく違います。
海に面した地域の少ないドイツのスーパーはやはり肉中心。魚介コーナーには加工したエビやキャビア、スモークサーモン、冷凍白身魚といった加工品がメインの品ぞろえです。
時には魚介類をもっと楽しいみたいですよね。
そんなフランクフルトに住む日本人に欠かせないのが、「Kleinmarkthalle クラインマルクトハレ」です。
まずは果物コーナー。
パパイヤやマンゴーなど、珍しい果物まで置いてあります。
こちらは八百屋。秋の旬、きのこ類も豊富です。シイタケもそのままの名前で生の物が販売されています。
かぼちゃもたくさん。
ハロウィン後に撮影したんですが、まだデコレーションかぼちゃも販売されていますね。
画像左上のオレンジ色が鮮やかなかぼちゃは「Hokkaido」という名前。
我が家でよく使うのは画像中央の、白い「Butternusskürbis」、バターナッツかぼちゃ。
クリームと合わせて裏ごししたかぼちゃスープが秋の常備食です。
こちらは何のお店でしょうか?
魚介エキスが恋しくなった時にその場で食べられる、オイスターバーです。
牡蠣とワインのセットが楽しめます。写真は2人前。
ほかにも、「しゃぶしゃぶ用に」と頼んで薄切りにしてくれる肉屋さんや、タコやイカ、その他海藻も販売している魚屋さんなどたくさんの店舗が並んでいます。
昼時はパンや肉屋さんにランチに来る人も多く、非常に混み合います。
場所はHauptwache駅からレーマー広場へ行く途中。
日本から来た友人をここに連れて行ったら大喜びされるほど、活気があって見ごたえのある場所です。
お住いのかたはもちろん、観光でフランクフルトにいらっしゃるかたもぜひ覗いてみてはいかがでしょうか?